無理はしない

ここから抜け出そう

ブラック部活から得た3つのこと

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高校時代、わたしはブラック部活に所属していた。



・長時間拘束

・強制坊主(先輩の手により執行される)

・喫煙

・万引き

(ちなみにわたしは、喫煙も万引きもやってません。そのおかげで若干ハブられたけど(笑))



長時間というのは、平日は16:30〜21:00、土日は9:00に始まれば15:00、13:00に始まれば18:00といった具合。



練習は3時間程度で終わるけど、先輩が帰らないと下級生は帰れないというルールのため、先輩の自主練や、部室で行われるスマブラ大会などが終わらない限り帰れないという感じでした。



思い出すだけでも嫌だし、自分の中で美談にしたくもないけど、あんな環境でも得たものがあったので、3つほど紹介します。



① 怒られることに抵抗がなくなった

 

部活では日々怒られます。やれ自分が欲しいところにボールが来ないだとか、ボールの空気がちょっと抜けているだとか、コート整備が甘いだとか、自分より良いプレーをするなだとか。もうめちゃくちゃ。



毎日繰り返していると、全然気になりません。挨拶みたいなもんですからね(笑)



極めつけは、数ヶ月に1度開催される「シメ」と呼ばれるものです。(先輩の気分で開催)



これは、20:00くらいに、他の部活の生徒や先生達が帰ったら1年生を一人ずつ部室に招き入れ、先輩全員から講評をいただくというもの。(ちなみに部室の電気は消えており、先輩の顔は見えない)



先輩に好かれている人から先に呼ばれるので、みんなドキドキ(絶望)しながら待ちます。(笑)



一番ひどい仕打ちを受けた人は、頭をカラーコーンで野球のように振り抜かれるというものだった。



ちなみにわたしは、「声が小さい」「先輩の1人が駅にいたのに無視をした」というものでした。駅の人混みの中でそんなこと思われても知らんがなと思ったけれど、素直に大声で「申し訳ございません!!」といって土下座した。



まあ、こんな感じで、怒られるのにはなれてしまった(笑)



今では、職場で上司に怒られても「おー、怒ってらっしゃる」と心の中で思うくらい余裕がある。




② いちいち動揺しなくなった

 

ある日突然、部員の中でも仲が良い方だった子達が、朝登校して来なかった。



なんでも、万引きで補導されたとのことで、その日から停学になり学校に来なくなった。



昨日まで普通に話をしていて、部活が終わったらみんなで買い物に行くと行っていたのに、そこで万引きをして捕まったということだった。



以前から万引きをしているのは知っていて、いつかやめるだろうと思いながら注意していたけど、まさか。と思って、すごく動揺した。



しかも、その後、別の部員も万引きにハマり出して、やれこれは昨日取ってきたものだとか、何組のやつにいくらで売ったとか、そんな話が飛び交うようになっていった。



本当に苦しかった。ここは一体何なんだ。ただの部活じゃないのか?と。



日々動揺していたけど、ある日、まあ人生色々あるよねーと開き直り、それから何があっても大して動揺しなくなった。



今では職場で、不足の問題が起きても、「あらまー」と思えるくらい、動揺しなくなっている。




③ 他人に寛容になった

 

そんなこんなで、いろいろあったけど、その後も普通に部活動を続けた。



学校や部活以外では、絶対に行動を共にしないという自分ルールを設け、普通に高校生活を楽しんだ。



こちらがいくら気を揉んでも、相手を変えることは絶対にできない。その真実を部活動で学んだ。



頭ではわかっていたつもりだったけど、この経験を通して、自分の中で確かなものになった。これを知ることができたのは自分の中でも大きなことだと思っている。




なぜ部活をやめなかったのか。

 

親からも言われてたし、自分ルールでも「3年間辞めない」と決めてたから、やめるという選択肢はなかった。



今思えば、サクッと辞めてバイトとか、株、ブログなどの活動を初めてても良かったーと若干後悔している。



でも、部活がなければ、自分の精神はここまで強くなっていなかった。そう思うと、ほんとに辛かったけど部活には少し感謝している。




思い

 

今部活で悩んでいるあなたへ、苦しくても、やれるところまで続けてみた方がいいかなー、と思います。

自分は部活をやりきったぞ!と思えるくらいに熱中してほしいです。大人になってから意外と後悔します。(「肉体・精神崩壊」「死」を感じるレベルなら即刻辞めて!)



部活に全力を注げなかったというのは、思ったよりも尾を引きます。もっとできることはなかったのか?と大人になってからふと頭によぎって、胸を締め付けられる気分になることがあります。



だから、どんな環境であれ、全力でやりきって欲しいとわたしは思います。もうできることはやったと思えたら、辞めて次に行きましょう!



実際、大人になって、万引きをして気まずくなって辞めた元部員と飲む機会がありましたが、部活をやりきならなかったことを、すごく後悔していました。




ブラック部活問題に対して

 

世間でも問題になってますね。



よく取り上げられているように、顧問が問題な場合もあります。長時間練習するということが良いことと思っている場合にこうなってしまうんでしょうかね。



ただ、わたしの経験からすると、生徒が作り上げた「悪しき伝統」のせいでブラック化している場合もあります。



教員が悪いというのは、半分間違っています。



生徒には脈々と受け継がれますが、顧問は異動があったりするので、問題の本質をつかむことができません。そうすると、体制を整備したところで知らぬ間に予想外の問題が起きることがあります。



実際、先程紹介した「シメ」も、わたしの代のときに保護者から学校に連絡が入り、問題になりました。もちろん顧問はそんなことしてるなんて知りません。そんなに遅くまで残っていることすら知らない状況でした。(わたしは参加しませんでしたが、問題になったと聞いて、このまま無くなれーと強く願ったものです。結局なくならず、その後も受け継がれたようです。)



まあ実際、ブラック部活と行っても様々な種類があります。一概にこうすれば解決するという方法は見つけるのが難しいでしょうね。



教員側の問題を解決したところで、生徒が作り上げた「悪しき伝統」を解消することにはならないので、教員が知らないところで、ブラック部活に苦しみ続ける生徒は存在し続けるでしょう。




伝えたいこと

 

実際のところ問題が多いし、管理者の目が届かないところで、顧問や生徒が活動しているために、体制の整備には時間がかかるでしょう。(なんだかんだ整備されない気もするけど)



ブラック部活は、意外と強豪校で行われれいる場合があります。(わたしの高校も、県内では強豪でした)



したがって、上の立場の人間からすれば、正直ブラックのままでいてほしいという願いもあるのかもしれません。というかあります。上の立場だったらそう思ってしまうのは自然なことでしょうし。



で、解決をしていくことができるとすれば、「悪しき伝統」をクソだと思っているけど、部活は続けているというあなたが行動を起こすしか、方法はありません。



全力で部活をして、部長やキャプテンまでのし上がって、権力をもったら、「この伝統はなくす!」そう言ってしまえば、「悪しき伝統」問題は解決されます。みんな救われます。(自分がやられて嫌だったことは、後輩にもやらせなきゃ気が済まないという輩は置いといて(笑))



でも真面目な話、この問題を解決できれば、大きいですよ。



あとは顧問の問題だけなので、部員みんなで団結すれば、解決まで持ち込める可能性がグッと高くなります。




これはわたしの後悔です。自分にはもっとできることがあった。



でもあの時は、こんなことを考える頭脳がなかった(笑)



だからメッセージとして残して、次に託そうと思います。